
『侵蝕する光景と内在する景色』
背後に迫り来る何か。私たちは、目に見えないそれに意識下で恐怖している。私は辺りを確認する。
当たり前のような物事もまた、それ自体が奇跡(幻)である。身近にある現実は永遠ではないことを知る。
目の前に広がる光景に瞳を奪われる。辺りは命に覆われている。刻の連続は絶えず繰り返され、積み重なり合い層を成す。
言い知れぬ不安の中、その陰が我々のすぐ隣にいる。両者の時間軸は、今ここで交わり合う。私は自分の位置軸を再度見つめ直す。
瓜生 剛(Tsuyoshi Uryu)
1981 ニューヨーク州(U.S.A)生まれ
2006 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2008 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画研究分野修了
第23 回ホルベインスカラシップ奨学生
2009 シェル美術賞展2009 中井康之審査員賞 受賞
2010 ワンダーシード2010 入選、第9回中径展 think ahead −メンタルマップ−(府中市美術館)
2011 Roppongi a Art Week 2011 「瓜生剛、オム ヘラン、高田理美展」 (Shonandai MY Gallery)
個展「侵蝕群景」(B-gallery)
台北、ソウル、香港などのアートフェアに参加。
update : 2011.05.01 / 開始